介護保険サービスが適用される公的施設の1つで介護保険制度上「介護老人福祉施設」と呼ばれます。
終の棲家(終身)になる場として介護と生活援助サービスが24時間受けることができる施設です。
最近は看取りに対応できる特養も増えてきています。
〈特別養護老人ホーム種類〉
広域型(一般的な特養)
定員
30人以上
入居要件
住民票のある居住地に関わらずどちらからでも入居できる
地域密着型
定員
29人以下
入居要件
施設がある市区町村に住民票があり居住している方
サテライト型
本体施設(30人以上の施設)が近隣にあり人員基準や設備基準が多少緩和されている
単独型
本体施設はなく小規模・少人数でアットホームな感じ
入居条件
入居条件は原則65歳以上で
「要介護3」以上の認定を受けた方です。
例外として
※特定疾病のある要介護3以上の方で年齢が40歳~64歳の方、要介護1~2の方で※特例の場合は入居可能
※特定疾病とは
がん(がん末期)関節リウマチ筋萎縮性側索硬化症後縦靱帯骨化症骨折を伴う骨粗鬆症初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症等)進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(パーキンソン病関連疾患)脊髄小脳変性症脊柱管狭窄症早老症(ウェルナー症候群等)多系統萎縮症などに該当する診断を受けた方
※特例とは
入所判定会にて家庭の事情によりご家族の支援が受けられず介護サービスや生活支援の供給が不十分な方や認知症により日常生活に支障をきたす症状や行動などが見られるなどの理由で入所が認められる事。
特別養護老人ホームは4つの居室タイプに分かれます
タイプ別見取り図
多床室
1部屋に複数のベッドが置かれている居室
従来型
個室
個室
1人で1部屋を使用する居室
ユニット型
個室的
多床室
個室的
多床室
多床室を改装した居室
ユニット型
個室
個室
1ユニット10人以下で、個室を使用し生活空間は仕切られている